鎌倉市医師会第128回創立記念講演会動画
鎌倉市医師会は2020年に創立128年を迎え、2020年12月に記念式典を開催いたしました。
この記念式典において医師会会員である鎌倉内科診療所院長 正山堯先生による講演「勝見正成初代鎌倉医師会長とＲ・コッホ記念碑（北里柴三郎及び陸奥廣吉との関係）」が行われ、会員に動画配信されました。
この講演は鎌倉郡医師会(現鎌倉市医師会)勝見正成初代会長と細菌学者コッホ博士、北里柴三郎博士、陸奥廣吉との交流、医師会の成立などを正山先生が独自で調査したものです。
また講演の中で正山先生は医師会の成り立ちばかりでなく、由比ヶ浜に存在した海濱ホテルにも言及しております。 海濱ホテルは当初は療養施設「鎌倉海濱院」として設立され、勝見正成初代会長も運営に携わっていました。
海濱ホテルは残念ながら第二次世界大戦終戦後に失火から焼失してしましましたが、現存していれば明治大正期を代表する建築物として鎌倉の景観を変える名勝となったに違いありません。
海濱ホテルを知る人が少なくなる中、この講演を会員のみならず一般の方にも見ていただくことは鎌倉にとって歴史的に有意義なことだと考え、公開することといたしました。
令和3年2月1日 公益社団法人 鎌倉市医師会 会長 山口 泰
勝見正成初代鎌倉医師会長とＲ・コッホ記念碑（北里柴三郎及び陸奥廣吉との関係）
講師: 鎌倉内科診療所 院長 正山堯会員
