公益社団法人鎌倉市医師会について

鎌倉市医師会は風光明媚な古都鎌倉に明治25年に設立、平成25年4月1日より公益社団法人鎌倉市医師会となりました。 設立以来百二十年以上に亘って地域医療の発展に献身してまいりました。
鎌倉市医師会は市民のみなさまの健康をお守りするため以下の活動をしております。
- 市民健診・検診、乳幼児健診の実施
- 救急病院の情報提供や休日夜間急患診療所の運営といった救急医療活動
- 鎌倉訪問看護ステーション、鎌倉ヘルパーステーションなどの介護医療サービスの提供
- 災害時医療の対策
医師会長から

鎌倉市医師会会長
山口 泰
鎌倉市医師会は、2021年3月31日現在、17万市民に対し、大多数の診療所と全ての病院からの会員230名を抱え、会員が行政と手を携えて国、県、市レベルでの厚生業務を担うお手伝いをしています。
公益目的事業として、健診・検診事業(のべ71,048名)、予防接種事業(のべ50,826名)、学校保健事業、地域保健・健康教育事業、相談センター事業ほか、地域の保健医療福祉活動支援などを行っております。(2020年度実績)
加えて、訪問居宅支援事業(鎌倉訪問看護ステーション、鎌倉居宅介護支援事業所、鎌倉ヘルパーステーション)、救急医療事業として、休日夜間急患診療所事業、病院群二次輪番事業などを行い公益目的事業の支えとしています。
さらに、会員のために、福祉事業、生涯教育講座、専門医部会や医会活動の支援や地域の医療・福祉情報提供(衛生時報、ケーブルテレビ番組ほか)などの広報活動を行っています。
これらの事業は地域の医療と市民の皆様の健康を支える事業として継続してきたものに、時代や地域のニーズに合わせて導入してきました。少子高齢化による人口構成の変化によって、医療の対象者や疾病構造が大幅に変化しております。また、医療技術や新薬の開発・承認事例がめざましく進んでおり、医療の情報量も膨大となりました。情報通信技術の進歩も急で、医療を取り巻く環境は、情報の洪水に押し流されそうになっております。
このような環境のなか、以下の点を念頭に、医師会を運営してまいります。
- 時代の変化に合わせて、市民のニーズに沿った厚生事業を作り、行っていくこと
- 救急時や、災害時を含め、市民が利用しやすい医療体制を構築・整備していくこと
- わかりやすい健康・医療情報、医療機関案内などの情報提供を、会員のためだけでなく、広く市民の皆様に対しても行っていくこと
皆様には、これらの医師会活動にご理解いただき、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
公益社団法人 鎌倉市医師会会長 山口 泰
コロナオンライン診療鎌倉のご案内
新型コロナウイルスに感染された皆様は、発症後、少なくとも10日間は自宅療養となります。
ごく軽く済む方がいる一方で、軽症から中等症に進み酸素が必要となったり、それ以上の治療が必要になることもあります。
流行の状況によって、なかなか入院がままならない場合もあり、入院調整に時間がかかることもあります。
これは、悪化に至る状況がわからず、どの程度、急を要する対応が必要なのか判断しにくいことが原因です。
コロナオンライン診療鎌倉は、新型コロナにかかった鎌倉市民の自宅療養者を、診断初期から病状観察を行い、体調管理や療養のアドバイス、病状の進行に沿って必要なクスリの処方などを電話やオンライン診療で行う鎌倉市内医師有志の集まりです。
診断された当初より、医師に病状や体調の詳しい報告を行い診療を受けることによって、体調の小さな変化に気づくことができ、迅速な対応も可能です。是非とも、「コロナオンライン診療鎌倉」をご利用いただき、安心して新型コロナウイルス感染症の療養生活を送っていただくことを願っております。
なお、保健福祉事務所の定める療養期間の間は、保険診療の自己負担分はかかりません。
利用の手順
- 診断されたらリスト内の医療機関を選び、速やかに電話やメールでオンライン診療を依頼する。
- オンライン診療医が決まったら、保険証情報(保険診療)をその医療機関を知らせる。
- 各医療機関・医師によって診療スタイルが異なります。
指示に沿って体調報告を行い、診療やアドバイス、必要な処方を受けます。 - 肺炎が進んだ場合は、訪問看護などを中心とした「コロナサポート鎌倉」の枠組みに入ることがあります。この場合は、訪問看護や他の医師の応援を受けることも可能となります。
コロナオンライン診療鎌倉・登録医療機関リスト
万一の場合や、薬局の対応などの関係から、できるだけお住まいに近いエリアの医療機関をお選びください。
悪化してから急に申し込まれたり、手一杯の場合はお受けできないこともありますのでご了承願います。
新型コロナウィルスに対する医師会の取り組み
山口会長による鎌倉市医師会の新型コロナウィルスへの取り組みです。
※この動画は2021年1月後半にJ:COMチャンネル 鎌倉にて放送されたものです。
気候非常事態宣言について
気候非常事態宣言を第180回臨時総会にて採択いたしました。『鎌倉市医師会が発する、気候非常事態宣言の背景』も合わせてご高覧いただければ幸いです。
鎌倉市医師会 気候非常事態宣言
本会は、人類の直面する気候危機を認識しサステナブルな医療サービスの提供のため、 ここに気候非常事態を宣言する。
- 気候が危機的状況にあることを、医療従事者各々が認識し、市民に積極的に周知する。
- 2050年カーボンニュートラルに貢献するために、アイデアを集め共有し実行する。
- 医療資源を節約し、廃棄物や汚染物の減少を心掛け、医療の分野のみならず、広くSDGsの達成を目指す。
2021年4月1日
公益社団法人 鎌倉市医師会
会長 山 口 泰
- 鎌倉市医師会が発する、気候非常事態宣言の背景 (493KB)
- 気候非常事態宣言(英文) (125KB)
- 鎌倉市医師会が発する、気候非常事態宣言の背景(英文) (74KB)
役員名簿
会 長 | 山口 泰 |
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副会長 | 西尾 佳晃 |
副会長 | 宮下 明 |
理 事 | 木村 耕三 |
理 事 | 倉岡 隆 |
理 事 | 髙室 暁 |
理 事 | 三松 興道 |
理 事 | 蔵並 貴子 |
理 事 | 今井 一登 |
理 事 | 河 郁京 |
理 事 | 長谷川太郎 |
理 事 | 三宅 泉 |
監 事 | 吉岡 顕一 |
監 事 | 峰野 元明 |
医師会の地区分け

A地区(橙色) | 岩瀬・今泉・今泉台・高野・小袋谷・大船・山ノ内 |
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B地区(緑色) | 十二所・二階堂・浄明寺・西御門・雪ノ下・小町・大町 |
C地区(黄色) | 扇ガ谷・御成町・材木座・由比ガ浜・笹目町・長谷・佐助・坂ノ下・極楽寺 |
D地区(桃色) | 稲村ガ崎・七里ガ浜東・七里ガ浜・笛田・鎌倉山・津・腰越・津西・西鎌倉・手広 |
E地区(水色) | 台・梶原・寺分・上町屋・山崎・玉縄・岡本・植木・城廻・関谷・常盤 |
情報公開について
鎌倉市医師会は公益社団法人として定款および財務に関する情報を公開しております。
定款
- 鎌倉市医師会の定款 (230KB)
貸借対照表
- 令和3年度貸借対照表 (10KB)
- 令和2年度貸借対照表 (10KB)
- 令和元年度貸借対照表 (9KB)
- 平成30年度貸借対照表 (9KB)
- 平成29年度貸借対照表 (9KB)
- 平成28年度貸借対照表 (30KB)
- 平成27年度貸借対照表 (31KB)
- 平成26年度貸借対照表 (33KB)
- 平成25年度貸借対照表 (765KB)